PPAモデルの特徴
2021/04/27
ブログ
昨日、太陽光のPPAモデルがどういう仕組みかを書いて行きましたが、今日はどのような特徴があるのか「電気料金」,「設備設置/メンテナンス」,「契約期間」,「再エネ・非化石」といった点で探って行きたいと思います。
★電気料金★
・自家消費分の電力料金は、通常の電力会社から購入する料金プランより安く設定されている事が多い
・再エネ賦課金を支払う必要がない
★設備設置・メンテナンス★
・設備設置費用は、PPA事業者負担
・メンテナンス費用は通常、PPA事業者負担
・契約期間中は電力使用者(需要者)は自由に設備変更ができない
・契約終了後のメンテナンス費用は通常、電力使用者(需要者)
★契約期間★
・10年~20年の長期契約となる
・途中解約は通常、違約金が発生する
★再エネ・非化石電源★
・CO2フリーの電源を使用できる
PPAモデルの特徴としては上記といった所です。
設備投資の回収を電気料金で賄っていく分、契約期間が長期になるという事でしょうか~
どういう目的で太陽光発電を導入するのか、どのくらい電気料金を削減できるか等々を最初にキチンと検討する必要がありそうですね。
次回は電気料金の計算方法について書いて行きたいと思います。
★用語の意味★
・再エネ(再生可能エネルギー)
太陽光・風力・水力・地熱・太陽熱・バイオマス等の永続的に利用することができると認められたエネルギー源で発電されたエネルギー
・非化石電源
天然ガスや石炭、石油などの化石燃料を使わずに発電した電源で再エネ(再生可能エネルギー)・原子力発電が当てはまる