電気が家庭に届くまで 「発電」「送配電」「小売」について①

2021/05/15 ブログ

先日は電気料金計算について書きましたが、今回からは電気がどのように作られて、どのように工場や家庭に届くのかをみていきたいと思います。

 

今回は、発電所で高電圧で作られた電気が工場や家庭に届くまでの送配電の流れについて書いていきます。

 

受電電圧には「特別高圧」,「高圧」,「低圧」という設備に合わせて違いがある、という事を料金計算の回で書きました。

発電後、超高電圧に昇圧された電気は変電所や変圧器(トランス)にて降圧され、工場や家庭で使用されています。

 

★イメージ図★

発電所で昇圧された電気を配電用変電所までを繋ぐラインを「送電」、配電用変電所から低圧で供給されるまでのラインを「配電」といいます。

 

家庭や商店などで使用する100/200Vの電気は6,600Vを電柱に設置されたトランスで降圧後に供給されます。

低圧供給用の電線は引込線と呼ばれています。

 

電柱をよく見るとバケツの様な形の変圧器がついていますよね。

ここで6,600Vから低圧100/200Vに変圧して供給されているという事ですね。

 

 

次回は発電の仕組みについて見ていきたいと思います。